公開年:2023年
監督:ミン・ヨングン
ジャンル:ヒューマンドラマ/青春/友情
作品概要
『ソウルメイト』は、中国映画『ソウルメイト/七月と安生』(2016)の韓国リメイク作品であり、10代から30代にかけて変化していく女性同士の絆と心のすれ違いを繊細に描いた感動作。主演のキム・ダミとチョン・ソニが、互いに補完しあう“魂の友”を熱演する。韓国映画特有の情感と詩的な映像美が調和し、観る者の胸に深く残る。
あらすじ
自由奔放で感受性豊かな美少女・ミソと、内向的で真面目なハウン。出会った瞬間から二人は惹かれ合い、言葉にできない“通じ合う何か”を感じていた。思春期、恋、挫折、そして離別――彼女たちの人生はまるでひとつの旋律のように重なり、離れ、また響き合っていく。大人になるにつれ、それぞれが違う道を歩み始めるが、ある日、一通の手紙がふたりの運命を再び結びつける。 ミソの存在を感じながらも、彼女を直接見ることができないハウン。過去と現在、夢と現実が交錯するなかで、ふたりの絆は「生きる意味」そのものへと昇華していく。
作品の魅力
この映画の最大の魅力は、「友情」という言葉では表しきれない“魂のつながり”の描き方にある。ミソとハウンは、互いの欠けた部分を補うように生きており、彼女たちの関係性は恋愛よりも深く、家族よりも自由だ。 監督ミン・ヨングンは、時間の経過を静かな映像で紡ぎながら、観客に“自分にとってのソウルメイト”を思い出させる。光の使い方、風に揺れる髪、街角の静寂――すべてが詩的で、記憶の断片のように美しい。 そして、主演のキム・ダミとチョン・ソニの演技が圧巻。視線ひとつ、微笑ひとつで、20年にわたる友情の軌跡を語り尽くす。
音楽について
音楽は、静謐さと温かさを兼ね備えたピアノとストリングスを中心に構成されており、感情の起伏を繊細に支えている。特にラストシーンで流れるテーマ曲は、涙を誘うほど静かに、しかし確かに心を震わせる。 音の余白が美しく、沈黙の中に“記憶の声”が響くようなサウンドデザインは、韓国映画ならではの叙情性を極限まで高めている。
こんな人におすすめ
- 心の奥に残る友情を描いた映画が好きな人
- 『リトル・ミス・サンシャイン』や『ブルーバレンタイン』のような人生ドラマが好きな人
- 静かで深い感情描写に惹かれる人
- キム・ダミ、チョン・ソニの繊細な演技を堪能したい人
まとめ
『ソウルメイト』は、“出会いと別れの痛み”を通して人と人とのつながりの本質を見つめる物語だ。 誰にでも、心のどこかに住み続ける「もう一人の自分」がいる。ミソとハウンの関係は、まさにそれを象徴している。 自分の一部のように感じる誰かと過ごした記憶――それがどんなに遠く離れていても、心は確かに響き合っている。 観終えたあと、静かに涙がこぼれ、胸の奥にあたたかい余韻が残る。 この作品は、“友情のかたち”を再定義する傑作である。
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